「20歳の自分に受けさせたい文章講義」とはどんな本?
口コミが知りたい!
そんなあなたのために、この記事では「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の感想や口コミについてまとめています。
文章力は口から手が出るほど欲しい!という方も少なからずいるのではないでしょうか。
本書では、文章の書き方、考え方、構成の仕方が学べる一冊となっています。
個人的に意識したいポイントやどんな方におすすめなのかを紹介しています。
ネットの口コミ・評価もあわせて参考になったら嬉しいです。
【この記事で分かること】
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義の感想
- 自分の気持ちをうまく文章にする方法
- 文章の書き方・考え方・構成の仕方
- どんな方におすすめの本なのか
20歳の自分に受けさせたい文章講義の感想レビュー!
上記の言葉は、表紙をめくった1ページ目にある文です。
私はこれを見た瞬間「一生使える武器が欲しい!」と思いました。
一方、本を読んだだけで一生の武器が手に入るのか?という疑問を抱く方も多いかと…
確かに1回読んだだけでは、著者の思いを掴めるのは難しいです。
なので、繰り返し読むことで理解が深まり、一生の武器となる文章力を手に入れられると私は感じています。
本書を読んで、今までの文章に対する考え方が根本的に違っていたと気づきました。
さらに、相手を意識して相手が理解できる言葉で、伝える(書く)努力も必要だと知りました。
これが分かっただけでも、大きな前進ではないでしょうか。
20歳の自分に受けさせたい文章講義ですが「10代の自分」に受けさせたい文章講義だと思います。
ネットの口コミや評価・評判も紹介!
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」のネットの口コミや評価・評判も紹介します。
WEBライターで活躍されている方や公務員の方まで、幅広い職種で読まれていることが分かりますね。
20歳の自分に受けさせたい文章講義|ポイント2つ
20歳の自分に受けさせたい文章講義で個人的に意識したいポイントは2つです。
- 「書く」意識より「翻訳」する意識
- 「起承転結」ではなく「起転承結」
詳しく説明していきます。
「書く」意識より「翻訳」する意識
1つ目に「書く」意識より「翻訳」する意識です。
これは言葉になっていないものを語源化することです。
著者は本書で「頭のなかの”ぐるぐる”」と表現しています。
具体的には、最寄り駅から自宅までの道のりを、まったく土地勘のない人にも分かるように言葉で説明するようなことです。
その場合、相手を意識した考え方になり、自然と”相手が理解できる言葉で伝えようとする”それが翻訳するです。
ネットもカーナビもなかった時代、誰もが言葉で道を教えあっていました。
決して無理な話ではないようですね。
「起承転結」ではなく「起転承結」
2つ目に、「起承転結」ではなく「起転承結」することです。
本書では「リズム」と表現しています。
映画やドラマなどは「起承転結」が成り立ちますが、文章の場合はそうではありません。
なぜなら、読者は興味を持っていない限り、強調している文字や箇条書きされている部分だけを見て、最後まで読み続けてくれる可能性が低いからです。
読み進めてもらう方法として、「起」で一般論を述べたあとに「転」に疑問や仮説を述べることによって、おもしろさ(リズム)がうまれて読者はかなりの確率で興味をもってくれます。
例えば以下のような展開です。
起:一般論という主張
転:疑問や仮説
承:疑問や仮説を立てた理由、客観的事実など
結:結論
「完読される文章」が私の目標です。
この構成をマスターしたら、目標に近づけると思い意識をしています。
20歳の自分に受けさせたい文章講義|どんな方におすすめ?
20歳の自分に受けさせたい文章講義は、以下のような方におすすめの一冊です。
- 仕事で文章を書くことが多い方
- 何を書いていいか分からない方
- 自分の気持ちを文章にできない方
- 文章力を上げたいと思っている方
- “伝える”ということを身につけたい方
- これからWEBライターとして活動したいと思っている方
20歳の自分に受けさせたい文章講義|まとめ
20歳の自分に受けさせたい文章講義の本について、以下の内容で紹介してきました。
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義の感想レビュー!
- ネットの口コミや評価・評判も紹介
- ポイント2つ
- どんな方におすすめ?
著者が長年培った、文章の書き方、考え方、構成のテクニックが詰まった本です。
初めは、著者の思いを掴めるのは難しいです。
なので、繰り返し読むことで理解が深まり、一生の武器となる文章力を手に入れられると私は感じました。
私自身も本書を読んで、文章に対する考え方が根本的に間違っていたと気づくことができ、一歩前進しました。
さらなる一歩を目指して、繰り返し読み続けたい一冊です。