「余命10年」ってどんな映画なの?
観た人の感想が知りたい!
そんなあなたのために、この記事では「余命10年」を観に行った私の感想をお伝えしたいと思います。
私がこの映画を観た全体の感想を一言で言うと、すごいリアルな作品!
その他にも、あらすじや口コミや評判・評価もまとめましたので、映画の感想を知りたいあなたの参考になったら嬉しいです。
余命10年の感想レビュー!
リアルな作品
余命10年……。
タイトルからして悲しい結末が待っているんだろうなと思いながらも映画館に行きました。
そして見終わった後の素直な感想。
とてもリアルな作品だと思いました。
若くして数万人に1人という確率の不治の病にかかってしまい余命を言い渡された主人公、茉莉。
しかし茉莉は決して悲観的になり過ぎずに懸命に現実を生きようとします。
余命を言い渡された茉莉の人として認めたくない醜い心情、死に近づいてい行ってる人間のさまや茉莉を取り巻く周りの反応。
一人一人の葛藤がとてもリアルに表現されていました。
圧倒的な演技力
そして俳優陣の皆さんは、言葉にできないもどかしい感情をどうしてここまで表現できるのか…と。
とても感銘を受けました。
何より主人公の茉莉を演じた小松菜奈さんの演技力にあっと言わされましたね。
余命を言い渡された人の複雑な気持ちを様々な表情と言動で魅せてくれました。
実話がベースで一味違う作品
この作品は今までの余命系の物語と確実に一味違いました。
どうしてだろうと思って調べてみると、この作品は実話をベースに描かれていました。
原作者の小坂流加さんは主人公の茉莉と同じ病気で、実際に余命を言い渡されてお亡くなりに…。
監督は映画で原作と異なるアレンジを加えております。
小坂流加さんの家族などから聞いたエピソードを映画に入れ、小坂流加さんの生きた証を映画のストーリーとして残しました。
だからリアルって感じたし、一味違う作品になっているんだなって思いましたね。
前に進もうって気持ちや、誰かを想う優しい気持ちにさせてくれる作品です。
余命10年のネットでの口コミや評価・評判
ネット上ではどのように評価されているのでしょうか?
口コミや評判をまとめているので、読んでみようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
口コミ
数年に1度の神作
「行かなかったら損するよ」って言う人は多いので俺はあえて「行った方が得するよ」って言う。
自分、実写映画なんて映画館までわざわざ行くことないし行ったことないんですよ。でも余命10年だけ初めて実写を映画館で観たし何回も行きました。
中々無いですよ、こんな映画。
ノーフィクションでありフィクションで実話では無いけど実話だと思ってしまうほどの作品。特に泣きシーンはリアルだった。あんな泣きシーンは見たことない
人の意見それぞれだけど、この映画の魅力を感じない人は勿体ないって感じしますね。本当に。
今まで実写映画を映画館に観に行ったことがない人が何回も観に行った作品。
この映画には人を変える力もあるんですね。
運命という道を歩む
余命10年という、運命を生き抜いた女性の物語。
余命10年という時間は瞬く間に過ぎてしまいますが、
その時間を精一杯生き、前向きに立ち向かう主人公の姿が印象的でした。
そして、その姿が周りの人たちにも前を向く理由を与えてくれる。
勿論、苦しみや葛藤もある。
でも、今を向き合う事の大切さ、そして何より、「生きる事」の大切さ。
そんな事をこの作品は教えてくれているような気がしました。
「生きる事」の大切さを教えてくれる作品。
普段何気なく生きている私に大切なことを教えてくれました。
評価・評判
これまでの似たような作品とは一線を画す、実話をベースに「邦画の一つの到達点」と言える作品。
この映画は「ベースとなる実話」が存在していて、それを参考にしながら作り上げている面があるので、何と言っても「物語の強さ」があります。
また本作では、時には「言葉」よりも雄弁に「劇伴」と「映像」が語ったりもしています。
心理描写を豊かにするため四季の風景を実際に映し出そうと邦画実写では異例な撮影に1年かける等かなり映像は見事なシーンが多くなっています。
「10年間」という時の流れを感じさせながら同一人物で演じ切るのは難しい面もありますが、メインの小松菜奈と坂口健太郎、山田裕貴、奈緒らは見事に演じ切っていました。
本作を見て改めて実感したのは、リアリティーの重要さです。
「奇跡」ばかりが映画ではなく、「奇跡が起こらない現実」にこそリアリティーが溢れていて、等身大の主人公らに素直に寄り添える面もあると思います。
「演技×物語×演出」のどれもが見事にハマった「名作」の誕生だと言えます。
邦画の一つの到達点…。
最高の評価だと思います。
確かに物語、主演二人の演技力、一つ一つの映像描写や主題歌全てが最高の作品でした。
いい意味で裏切られた。
「余命10年」タイトルからして御涙頂戴感満載。正直、この手の映画は苦手だ。
だけど小松菜奈ちゃんが主演とのことで鑑賞。
小松菜奈ちゃんが泣けば私も泣いていた。
めちゃくちゃ小松菜奈ちゃんの演技にひきこまれてしまった。
綺麗事は何一つなく、リアル感満載。
だから、大恋愛映画とか素敵な奇跡が起こった!を求めてる人には物足りなさを感じるかもしれない。
なによりも小松菜奈ちゃん、坂口健太郎くんをはじめとする役者さんたちが本当に素晴らしかった!
小松菜奈の凄味を味わう作品
今をときめく藤井道人監督の最新作が「余命10年」。
タイトルから浮上してくる「きっとこんな作品なんだろうな」という思いを、良い意味で打ち砕いてくれる良作。とにもかくにも、小松菜奈と坂口健太郎が良い。なかでも、小松からは凄味すら感じられ、役者としての充実期がこれから長く続きそうな予感すら抱かせるものだ
そして主演の二人の演技に対する評価も多かったですね。
本当にこの二人の演技には魅了されます。
作品ももちろん素晴らしかったのですが、この二人の演技があってこそだと思いました。
余命10年のあらすじ
数万人に一人という不治の病を患う、20歳の高林茉莉(小松菜奈)。
余命が10年であることを知った彼女は生きることに執着することがないように、絶対に恋をしないと固く心に誓う。
そして地元で開かれた同窓会に参加した茉莉は、そこでかつての同級生・真部和人(坂口健太郎)と出会います。
恋だけはしまいと決めていたはずの彼女だったが、次第に和人に惹かれてしまい…。
自らの病気を隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時間を重ねていきます。
茉莉は最後の10年をどのように生きるのか。
そして最後にどんな道を選ぶのでしょうか。
まとめ
『余命10年』の感想レビューとネット上の口コミや評価・評判を紹介しました!
私がこの映画を観た全体の感想を一言で言うと、とてもリアルな作品。
ネット上の口コミは高評価のものばかりでした。
ストーリーはもちろん、映像や音楽にもこだわった映画『余命10年』をぜひ観てみてください!